妻が背負った460万円の借金 ~10年間の真実と突然の発覚~

借金

はじめまして。現在会社員として働きながら、ファイナンシャルプランナーの資格を持つ「ヨシロー」と申します。

このブログでは、私たち家族が直面している借金返済への道のりを記録していきます。
特に、以下のような内容を重点的に発信していきたいと考えています。

  • 460万円の借金返済プロセス
  • 家計の立て直し方法
  • 夫婦での家計管理の仕組みづくり
  • 借金の原因分析と対策
  • 二度と同じ過ちを繰り返さないための知恵

私自身、ファイナンシャルプランナーという資格を持ちながら、まさか自分の家庭でこのような事態が起きているとは夢にも思いませんでした。
しかし、これを機に、同じような状況で苦しむ方々の助けになれればと思い、
このブログを始めることを決意しました。

事実との対面 ~その日のこと~

2024年10月、妻から思いがけない申し出がありました。

物価上昇で赤字が出ていて、カード払いの支払いができない。パパ名義のカードで借り入れをしてほしい。

結婚以来、家計を任せきりにしていた私は、何の疑問も持たず「わかった」と答えました。
しかし、その翌月も同じように借り入れの申し出があり、初めて違和感を覚えました。

その違和感をきっかけに、私は家計簿をつけ始めることにしました。
そして2024年12月7日、衝撃の事実が明らかになったのです。

借金の全容

【高金利の借金】

  • リボ払いの累積:約460万円 (年利15-18%の高金利)

【低金利の借金】

  • 教育ローン
  • 子育て関連ローン
  • 車のローン
  • 合計:約350万円 (年利3-5%の低金利)

総額:約810万円

実は、低金利の借金については把握していましたが、高金利のリボ払いの存在は全く知りませんでした。教育や子育てのための借り入れは計画的なものでしたが、リボ払いは生活費を補うための苦肉の策だったのです。

10年間の真実

この10年を振り返ると、すべては私の責任だったと痛感します。

転勤の多い仕事で、家族は私の異動に振り回されることになりました。
そんな中、2017年、思いがけない事故に巻き込まれ、45歳での突然の解雇。
3ヶ月の無職期間を経て、何とか再就職はできましたが、収入は大きく減少することになりました。

そんな中でも、子どもたちの教育だけは何としても守りたいと、妻は必死でした。

私が不在の間も、妻は子どもたちの成長を一人で支え続けていました。受験、進学、就職と、それぞれの人生の節目に寄り添い続けていたのです。

【リボ払い残高の推移】

  • 2014年:30万円
  • 2016年:100万円
  • 2017年:250万円(解雇・無職期間)
  • 2020年:350万円
  • 2024年:460万円(物価高騰の影響)

最初は、給与が入るまでの「つなぎ」として始まったカードのリボ払い。
数万円だった残高は、教育費と生活費の維持のため、じわじわと増えていきました。

私の転勤中、そして解雇後の無職期間中、子どもたちはちょうど多感な時期を迎えていました。
妻は、子育ての悩みも、お金の悩みも、すべて一人で抱え込んでいたのです。

そして2024年。 物価高による生活費の上昇が、最後の引き金となりました。
もう一人では抱えきれないと感じた妻は、ようやく私に助けを求めてきたのです。

今、改めて気づかされます。
「仕事さえしっかりしていれば」という考えは、あまりにも無責任でした。
子どもたちの成長を支え続けた妻の苦労を、私はもっと理解すべきでした。

家族の絆は、日々の小さなコミュニケーションの積み重ねで守られていくもの。
私は、その大切な時間を、仕事や転勤を言い訳に、おろそかにしてきたのです。

FPとしての分析

私は一応ながらファイナンシャルプランナーの資格を持ってはいます。その観点から現状を分析すると、以下の問題点が浮かび上がってきました。

1.家計管理の不在

  • 夫婦間での収支の把握ができていない
  • 予算管理の仕組みがない
  • 家計の可視化ができていない

2.夫婦間の金銭コミュニケーション不足

  • お互いの状況を共有できていなかった
  • 金銭面での協力体制が築けていなかった
  • 妻一人に負担が集中

3.リスク管理の欠如

  • 収入減少への備えがなかった
  • 緊急時の資金計画がなかった
  • 物価上昇への対策不足

これからの対策

今後は以下の3つを軸に返済を進めていきます。

1.借金の一本化

  • 金利負担の軽減
  • 返済先の整理
  • 支払い計画の明確化

2.具体的な返済計画の策定

  • 月々の返済額の設定
  • 返済期間の見直し
  • 収支バランスの改善

3.夫婦での家計管理体制の構築

  • 収支の可視化
  • 共同での予算管理
  • 定期的な家計会議の実施

妻へのメッセージ

10年間、一人で家族を支えてくれて、本当にありがとう。
そして、あなたを苦しめてしまって、本当にごめんなさい。

物価高で追い詰められ、私に打ち明けてくれたことは、きっと大きな決断だったと思います。

これからは、私が中心となって必ず返済していきます。もう二度と、あなたに一人で苦しい思いをさせることはありません。

このブログを始める理由

このブログが、同じような状況で悩む方々への一つの指針となれば幸いです。

特に、以下のような方々に読んでいただけたらと思います。

  • 借金の返済に悩む方
  • 家計管理に不安を感じる方
  • 夫婦間の金銭問題を抱える方

【今後の更新予定】
・具体的な返済計画の詳細
・家計の見直し施策
・借金一本化の進め方
・家計管理ツールの活用法

これからの道のりを、できるだけ詳しく記録していきたいと思います。

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